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幼児がハサミを安全に使うための大人の5原則と子どものお約束10

time 2018/03/21

幼児がハサミを安全に使うための大人の5原則と子どものお約束10

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子どもにハサミを使わせるためには安全教育が必要です

子どもにハサミを教え始める時期は、普通、3歳前後ではないでしょうか。母子手帳には4歳の発達のチェックポイントで「ハサミが上手に使えますか」の項目があります。

しかし、1~2歳でも子どもにせがまれれば、教えてあげたくなるのが親心です。

ハサミは刃物です。危険が伴います。何歳から使わせるにしろ、ケガをしないように大人は万全の注意が必要です。

幼児にハサミの使い方を教える場合には、安全教育が必要です。

ハサミを安全に使うには、大人の監督責任として注意しなければならないことと、幼児自身が守らなければならない安全ルールがあります。

この記事では、大人が注意しなければならない原則を5つに、幼児が守らなければならないお約束、安全ルールを10項目にまとめました。

学習能力は知識を得る認知能力だけではありません。自制心や集中力などの非認知能力も、その後の学習活動に大きな影響を持つ能力だということが指摘されています。

大人の言いつけを守り、ハサミを安全に使って、工作を楽しめるようになるということを通じて、自制心を養うことができます。

「楽しみ」のためには、決められたお約束を守る必要があることを小さいうちから理解させておくのは、大変、重要なしつけであり、教育だと思います。

大人の言いつけを守り一定時間、落ち着いて座っていることが絶対条件

まず、ハサミを教える時期ですが、何歳であろうと、大人の言いつけを守り一定時間、集中して座っていることができることが絶対条件です。安全のために、必ず守ってください。

ネットで子どもが「何度言ってもハサミを持って走り回るので困っている」という記事を見たことがあります。こんな子にはハサミを持たせてはいけません。

ハサミを子どもの手の届かないところにしまって、泣いてがつけられなくても、親は妥協してはいけません。注意してもダメなら、他のことに気をそらすか、放っておくしかありません。子どもには「ダメなものはダメ」ということを小さい時から教えておく必要があります。

ハサミを安全に使うためには、大人の監督・注意と同時に、子どもの自覚も必要です。

特に3歳前、1~2歳の子どもにハサミを使わせようとするならなおさらです。

焦る必要はありません。落ち着きの無い子は、4歳になってからでも遅くはないと思います。

もちろん、ハサミを使いたいと意欲から、落ち着きを身に着けてくれる可能性もあります。

いずれにしろ、まず、食事等、日常生活の中で、落ち着いて座ることができるようになることの方が、ハサミを使えるようになるより大切だと思います。。

子どもがケガをしてハサミに嫌な思い出を持たないためにも、ぜひ、心がけてください。

安全を考えた子どものハサミの選び方

幼児に安全にハサミを使わせる場合には、ハサミの選び方も重要です。

安全だからと言って、プラスチックのハサミを持たせるのは、教育ババゴンは反対です。

プラスチックのハサミでなければ、安心してハサミを持たせられないような子には、ハサミの使い方を教える必要はないと思います。

ハサミは切れるからハサミなのであって、紙一枚切るのに、悪戦苦闘するようなハサミはハサミではありません。

ただし、ハサミは使いたがるけど、じっと座っていられない子どもが、それでもハサミを使いたがる場合は、プラスチックのハサミから始めるのもよいかもしれません。特にハサミを持たせると走り回ってしまうような子の場合は、代替品として使用してはどうでしょうか。

先が丸いだけでは安全ではない

子ども用のハサミは、すべて、安全面での配慮として「先が丸くなっている」とPRしていますが、これだけでは、子ども用のハサミとして「安全」であるとは言えないのではないでしょうか。

無理な力を入れずに切れるハサミが安全の第一条件

安全なハサミの第一条件は、無理な力を入れずに切れるということです。

無理に切ろうとして、ケガをしてしまうことがあるからです。

特に力のない小さな子どもがハサミを使う場合に、ネックとなるのは、開くことです。握る力の割に開く力は弱いのです。

ハサミを開くためのバネが入ったものは小さな子どもにも、使いやすく、パチンと1回切るだけでなく、ジョキジョキと連続切りも早くできるようになります。

ハサミによっては軽く開きやすいものもあります。

最初は大人用のハサミを手を添えて使いました

孫の金太郎も1歳6か月の時には、ハサミをうまくひらけませんでした。そのため、しばらくは教育ババゴンが手を添えてつかいました。

最初は子ども用のハサミに手を添えて使っていましたが、大人の手が入らないので、補助がうまくできません。

思い切って大人用のハサミを使ったところ、快適にできました。

もちろん、大人用を使う場合は、安全により配慮が必要になります。

それでも、大人の指が入りにくく、コントロールしにくいものよりも、かえって安全に使えます。

ただし、子どもが自分が使っているという感覚を持ってもらうために、できるだけ、子どもの力でコントロールすることを心がけました。特にチョキっと握って切る時は、孫の金太郎くんの力で切ることを心がけました。

1~2歳児のおすすめハサミはプラスチックガードが刃全体についたもの

特に1~2歳児のおすすめハサミにはプラスチックガードが刃全体についているものです。手が切れにくいので安心です。プラスチックガードが不器用な幼児の手を守ってくれるので安心です。

プラスチックガードはついていても、刃はステンレスですので、よく切れます。

ただし、厚手のものも切れますが、段ボールなどの場合は、切り口がつぶれてしまって、きれいに切れません。細かい工作には向きません。

普通の紙2~3枚程度をチョキチョキ切るには、まったく問題ありませんので、重ね切りもできます。

子どもの初めてのハサミの選び方、1~2歳児向けのプラスチックガード付きのハサミの中でどれがよいのかは、「”初めてのハサミ”のおすすめ、2 歳児が8種類使って比べてみた」に詳しくまとめました。興味のある方は参考にしてください。

3歳以上の幼児にはプラスチックガードなしの本格的なものを

4~5歳になると、作る工作も複雑になります。きちんとした角をつけたい、厚手の紙を切りたいということになる場合は、プラスチックガードがあるときちんと切れません。プラスチックガードがついていても、段ボールも切れますが、切り口がつぶれてしまい、きれいに切れません。

子ども用のハサミの中にも、プラスチックガードのない、本格的なハサミもあります。小ぶりで、子どもにも握りやすくなっています。

子どもの本格的なハサミの選び方も、「”初めてのハサミ”のおすすめ、2 歳児が8種類使って比べてみた」に詳しくまとめました。興味のある方は参考にしてください。

幼児がハサミを使う時に大人が注意する5原則

幼児がハサミを使う時に大人が注意しなければならない原則は5つです。

  1. 子どもがハサミを使っている時には絶対に目を離さない=原則中の原則です。特に3歳以下の子どもでは、ほんの一瞬、目を離した隙に、事故を起こします。
  2. ちょっと席を外す時にも、子どもの作業を中断させ、ハサミを子どもの手の届かないところに置く=「ほんのちょっとだから大丈夫」と油断しないことです。事故は思いがけない時に起こります。子どもの動きを読み切ることはできません。目が届かないところでは、ハサミを手の届かないところに”避難”させる癖を親自身が身につけましょう。
  3. 紙を持つ手を切ってしまわないように、利き手でない手(右利きなら左手)の使い方をしっかり教える=ハサミをうまく使うには、ハサミを持つ手ではない手の動きも重要です。手をケガしてしまうのも、ハサミを持つ利き手とは逆の手の方が多いのです。教育ババゴンは孫の金太郎が2歳6か月までは、紙を支える手を包み込むようにして、ケガのないようにしました。
  4. ハサミしまう時には子どもが手の届かないところにしまう=ハサミは使う時だけ注意していればよいというわけではありません。ハサミを使い終わった後、子どもが勝手に持ち出さないように、手の届かないところに保管しておかなければなりません。
  5. 子どもにハサミを使う時のルールを守らせる=子どもにはハサミを使うにはルールを守る必要があることをしっかり教えましょう。次に子どもがハサミを使う時に守らなければならないルールを10にまとめました。

子どもがハサミを使う時、守らなければならないお約束10

子どもがハサミを使う時には次のお約束を守らせるようにしましょう。

もちろん、最初から、完璧に守れるわけではありません。子どもはうれしくなると、ついハサミを開いたまま、ブンブン振り回したりします。

でも、危ないと思ったら、その場その場で注意を繰り返し、根気よく「もうしない」という約束をしていくことが大事だと思います。ひとつ約束を積み重ねていくことで、安全にハサミが使えるようになるからです。

「お約束を守れないなら、ハサミは使えないよ」と断固たる態度で臨んでください。ただし、お約束ができたなら、すぐにハサミを使わせてあげてください。ふざけてわざとお約束を破るのを面白がっているような場合以外は、ハサミを取り上げてしまうほどのことはないと思います。

次のように、子どもに守らせたいお約束を10にまとめましたが、幼児に10のお約束を復唱させて、お約束させるというようなことは、幼い子には無意味だと思います。

あくまでも、子どもが危ないことをした時にだけ、叱るようにすること、その場で約束を確認することが大事だと思います。

  1. 大人の許可なくハサミを使わない=子どもに必ず守らせましょう
  2. 大人が許可した紙等の素材以外のものは切らない=大事な書類、自分や友達の洋服や髪の毛・持ち物、シーツ、タオル等の日用品などなど、身の回りには、切ってはいけないものだらけです。何か切る時には大人の許可が必要であることを徹底しましょう。
  3. ハサミを持ってふざけない=この点は厳しい態度で臨みたいものです。事故につながる危険が高い行為です。とはいえ、ついついおふざけが始まってしまいます。その場その場で、「ハサミを使うなら、おふざけは許さない」という大人の姿勢を理解させることが重要です。
  4. ハサミはきちんと机(テーブル)に座って使う=ハサミを使う時には、机に座って作業をすることをおすすめします。テーブルがなく、床で作業すると、特に女の子は間違ってスカートを切ってしまうことがあります。けじめという意味でも机に座ってハサミを使いましょう。
  5. 使っていない時には刃を閉じておく=ハサミを開きっぱなしで、置いたりすると事故につながります。くどいくらい、注意して、徹底したいことです。
  6. ハサミを持って立たない=ハサミで作業をしていると、うまくできたことがうれしくて、子どもはつい立ち上がってしまうことがあります。他のことをするなら、まず、ハサミを置くこと。切ったものや工作で作ったもので遊ぶ時には、ハサミを置いて遊ぶことも徹底しましょう。しつこく注意してください。
  7. ハサミを持って歩かない=何度言っても、ハサミを持って歩きまわってしまうような子は、ハサミを使う時期ではありません。もう少し落ち着いてから、ハサミを教えた方がよいくらいです。
  8. ハサミを振り回さない=こうれしくてつい出てしまう行為です。見つけたら、注意して、「ハサミを振り回すなら使えないよ」とお約束させてください。
  9. ハサミの刃を人に向けない=実際に子どもが危ない感じで人に向かって刃を突き出したりした時には、強く注意してください。
  10. ハサミを人に渡す時には刃を持つこと=これは上級クラスの礼儀ですが、小さいころからしつけておけば、将来にわたって恥をかかなくて済みます。幼児とはいえ、身に着けておいて損はないでしょう。

幼児は抽象的なことを理解するのは苦手です。具体的に実際の場面、場面で指導をしていきましょう。

子どもたちには、以上のことを守って、安全にハサミを使うことを楽しんでもらいたいと思います。

子どもにいつからハサミを使わせたらいいのか、迷っている方は「初めてのハサミはいつ?何歳から?メリット、デメリットは?」の記事を参考にしてください。

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娘の子育てをお手伝い。孫の早期教育担当です。

教育ババゴン

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娘の子育てをお手伝い中。読み書き、算数、英語、考える力、空間認知能力……。早期教育担当です。小学校に行く前にほとんどのお子さんがひらがなが読める時代。シングルマザーで、職業婦人だった私は、現役ママ時代、娘の教育支援は十分できませんでした。ちょっと後悔しています。孫たちには遊びながら、将来の学習の礎を築いてほしいと思っています。小学校に入るまでには「少年ジャンプ」が読めるようになってもらうのが目標です。

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